"寺西・森継・原・目黒"
最初に
偏った内容だと自覚しているので、読む方によっては非常に気分を害されてしまうかもしれません。
閲覧の際はご注意頂きたいです。
最後まで読まないとただのネガキャンブログみたいになっているので、読み始めたら最後まで続けていただけると幸いです。(笑)
私は”無所4”などと呼ばれていた4人の括りにしがみついていた。
熱っぽいままこんなブログまで書いたことがある。
“無所属Jr.”は事務所にとって都合が良い。
例えば「○人組ユニットのバックに△人つけたいから、スケジュールの空いている無所属Jr.の中から△人選ぼう」。こんな感じかな。ユニットのメンバーから斡旋されることもあるが、大勢のJr.がつくようなコンサートは必ずしもそうではないだろう。
無所属と呼ばれるくらいなので当然だが、つまりは人数・メンバーに固定の括りを持っていないということ。
無所属Jr.を応援するにあたって固定の括りに依存し固執してしまうことは、良いか悪いかで言ったらきっと精神衛生上良くはないだろう。いつ誰と他の括りになるのかなんて私たちは知らない。
でも、いつの間にか私はこの4人括りから抜け出すことができなくなってしまった。様々な仕事を共にしてきて一緒に力強くなり、年齢も個性もバラバラなのにプライベートでも仲良しな4人のことが大好きになってしまった(前述のブログをご覧いただければわかると思います)。
最後に4人が並んで踊ったのは2015年10月28日。ABC座の千秋楽。
そこから徐々に別々で仕事をするようになった。理由は分からない。でも、「無所属だから」またどこかで4人が同じ括りになって、一緒に踊るのを見ることができると信じてやまなかった。
実際、その機会は存在した。2016年の菊池風磨くんのSummer Paradise。
私は初日客席にいた。嵐のアリーナ公演に途中からいなくなるなど不穏な噂は聞いていたが、どうしても信じたくなくて、嘘でありますようにと願って寺西くんの姿を待った。でも、そこに寺西くんはいなかった。事前に現場を告知されていないJr.担にとってよくある話かもしれない。
Jr.コーナーで、森継くん・原くん・目黒くんが『FLASHBACK』を披露した。そこに見たのは、いないはずの寺西くんの姿だった。もちろん3人は最高のパフォーマンスをしたが、いくつかのフォーメーションはもともと4人だったことを想起させて、わんわん泣けてきた。『風are you?』が本当に本当に最高のライブだったからこそつらかったし悔しかった。久しぶりに4人並んで踊るところも見たかった。でも、誰よりもいちばん悔しかったのは寺西くんだよね。
予想はできたが、のちに寺西くんが怪我をしてしまったことが雑誌で明るみになった。でも、この夏はいつか絶対に取り戻せるって信じてた。
そんな中、寺西くん初の外部舞台『クロスハート』が開幕した。
ABC座以降の約1年間で踊っている寺西くんを見に行ける機会は、嵐のツアーとMADEクリエだけだった。嵐のツアーは初の顔認証システムが導入され、やむなく断念。MADEクリエ以来、約半年振りに生き生きと歌って踊って演技をしている寺西くんを見た。
満たされた気持ちで劇場を出たら、宇宙Sixというユニットが誕生したというニュースが舞い込んできた。
今だから言える話だが、当時は正直原くんと目黒くんを取られたような気持ちすらしていて、しばらく再起不能になっていた。(笑)
それから1ヶ月後、嵐のツアーに入る予定があった私は宇宙Sixと初めて対面した。
結果から言うと凄く良くて、特に二宮くんのソロのバックには圧倒された。They武道と幸大くんのダンスに食らいついている原くんと目黒くんを目の当たりにして、ここが2人が頑張っていくと決めた場所なんだ…と痛感した。でも、
「4人で一緒にやっていくんじゃなかったの?」
そんな気持ちが私の心を支配した。
誰も一緒にやっていくだなんて言ってないのに。
以降私は宇宙Sixから目をそらし続けた。
全員のことが好きだったし、応援したい気持ちもあったけど、それ以上にもうあの4人が並んで踊っているのを見ることが叶わない絶望に勝てなかった。誰も傷つけるわけにはいかないし、色々人の声もシャットダウンしたくてTwitterからそっと離れた。
結構前の話のように書いているけど、ついこの間のカウコンで宇宙Sixより後ろでにこにこ踊る寺西くんと森継くんを見て、また「4人は並んで踊るはずだったんだよ」という気持ちになってしまった。最後に4人が並んで踊った日からもう2年と2ヶ月も経っていた。
じゃあなぜこのブログを書こうと思ったか?
1つは、テレファンで寺西くんの記事を読んだから。
寺西くんは「ユニット戦国時代の中でユニットよりたくさん仕事をしたい」という旨を語ってくれた。自担贔屓になるけれど、私は寺西くんにがユニットに選抜されていないということは絶対に意味を持っていると思っている。現に、個人仕事も増えてきている。所謂古参ではないぺーぺーおたくなりに、寺西くんの実力を何より信じていた。
ユニットばかりがテレビやコンサートに出ることのできる流れに少々うんざり気味だったが、それを武器にしようという寺西くんのハングリー精神に、久しぶりに滾るような気持ちになった。何を何年もくよくよしてるんだろうって。
ちなみに、寺西くんはいつも寺西くんのファンがいちばん欲しい言葉をくれる。
1年前、寺西くんが大学卒業のタイミングであったときに、「辞めてしまうのではないか…」と毎日不安を抱えていた。同じ気持ちになったことがある人も多いと思う。その気持ちを察したかのように、ダンススクエアで「この世界に身を固める」という意思表示をしてくれた。勇気のいることだと思う。
話脱線しましたね。
もう1つは、ジャニーズWebで目黒くんの文章を読んだから。
宇宙Six結成においての環境の変化ついて、びっしりと書かれている。中でも涙が出るくらい嬉しかったのが、「この4人で一緒にやりたい」という本人からのはっきりした過去の言葉を聞けたことだった。他にも、宇宙Sixとしてやっていくという気持ちの変化や意思や決意について、目黒くんらしい丁寧な、でも親しみやすい言葉で綴ってあった。
無所属の括りがどうせすぐに解体されてしまうなんてわかりきっていたのにいつまでもしがみついて前に進めなかった、4人に与えられた新しいフィールドでの活躍を素直に応援することができなかった、かちかちに固まっていた気持ちが、すっとほぐれるみたいだった。
私は”無所4”を卒業できました。
きらきらでまぶしかった4人の姿は永遠に残って私の心を離さないと思うけれど、うじうじするのからやっと卒業できる。たとえ4人並んで踊ることがなかったとしても、4人がとってもとっても仲良しで仲間なのは変わらない。4人に名前をあげることはできなかったけど、彼らのことを愛していた人は"寺西・森継・原・目黒"のことを忘れないと思う。いつの間にか直視できなくなってもうずーっと観ていない4人の少クラの映像とか、サマパラとか、えび座とか、やっと観れる。
何か劇的に変わるわけではなく、不可のない範囲で寺西くんを観に行くというゆるめのスタンスは変わらないと思います。ただこの2年とちょっとで1つだけ変わったのが、所謂”ジャニヲタ”ではなくなったということ。外界から離れすぎていたブランクで最近のジャニーズ事情にはすっかりついていけなくなり(笑)、”寺西くんのファン”になりました。きっと私をフォローしてくれている人の中には、情報を欲しかったりイベントが気になったりミックスを聴きたかったりする人が少なからずいらっしゃると思うんだけど、そういったものは今後期待できないと思います。
ただ、ほんのすこーし寺西くんのことが知りたい人は、これからも宜しくお願い致します!